葉酸が必要なわけ



葉酸が欠乏すると起こる症状

 

 

 

葉酸が不足することによって、おなかの中の胎児の奇形発生率が高くなると言うことは最近よく知られていることですが、それ以外にも葉酸不足によって引き起こされるトラブルがいろいろとあります。体内に摂り入れられた葉酸は腸内細菌によって合成が行なわれるので、風邪を引いたり病気をしたりして抗生物質を飲むと腸内の細菌バランスが崩れ、葉酸不足の状態になることがあります。

 

 

葉酸が欠乏することにより消化器系の粘膜のトラブルとして症状が発生し、口内炎や舌が赤くなる舌炎が起こります。それ以外にも胃や十二指腸の潰瘍を作ったり、下痢や食欲不振といった症状も葉酸が欠乏することにより現れてきます。また、葉酸は造血にかかわる働きもあるため、欠乏すると赤血球の生産が減り大球性貧血や白血球減少症などを起こします。

 

 

また、妊娠やアルコールを飲むということでも葉酸の欠乏が進むといわれています。さらに、葉酸の欠乏によって起こる精神的、神経的な症状として、記憶障害、不眠症、不機嫌というものもあり、葉酸を摂取していても上手く吸収することができない吸収障害によって症状が現れてきます。葉酸の欠乏により心筋梗塞のリスクが高まるということが最近の研究によって明らかになってきているので、健康のために葉酸は積極的に摂るようにしたほうがよさそうです。